✂️💆‍♀️ 美容室・エステのLINE活用術 入門|30日で集客と予約を伸ばす基本

初心者でも今日から動ける、サロン特化のLINE公式アカウント活用ガイドです。

開設から導線、リッチメニュー、配信の型、予約連携までを一気通貫で解説。週1時間の運用でも、既読率や予約率といった数字で成果を実感できるよう設計しています📈


🧰 開設と基本設定(最初の30分) 

アカウントを開設したら、プロフィール画像とあいさつ文を整え、行動導線は「予約する」に一本化します。営業時間外は自動応答で予約URLとよくある質問を案内し、登録直後のあいさつには「7日以内に使える特典」を明記して初回行動を後押し。

写真や症例を掲載する場合は、事前の同意取得(範囲・期間・撤回方法の明記)を忘れずに✅

🔗 友だち導線の作り方(店内×SNS×予約完了)

店内はレジや鏡横、待合にQRを配置し、会計時に「次回予約や相談はLINEが便利です」と一言添えましょう。オンラインではInstagramのプロフィールに「予約」と「LINE」を固定、ハイライトに「空き枠」「クーポン」を常設します。

予約完了画面やサンクスメールでもLINE追加を案内すると、流入が安定。場所ごとに短縮URLを変えて計測すれば、どこが効いているかがはっきりし、改善がしやすくなります。目安は来店客の20〜30%が友だち追加、ウェルカム既読率40〜55%です🔍


 🗂️ リッチメニューは6ボタンが最短ルート

 迷いをなくすため、左上に「予約する」を配置し、メニュー料金、担当指名、クーポン、スタイル/症例、相談(事前アンケ)の6ボタンで完結させます。

文言は「予約する」「指名する」のように動詞で統一して、タップ後の行動が直感的になるように設計。

画像は明るいBefore/Afterを季節ごとに更新し、ショップカードは再来周期に合わせて「45日以内来店で+1」などのルールを設定すると、自然に再来が伸びます📱

💌 配信は“価値7:告知3”が基本

配信は週1回+イベント時に抑え、スマホ1画面で完結、CTAは1つに絞ります。

ウェルカム3通は、挨拶と登録特典の案内から始め、2通目でホームケアのコツと人気メニュー、3通目で初回限定オファーと担当指名へとつなぐ流れが鉄板。

来店前日は予約内容と道順を送り、「変更はこのまま返信でOK」と添えて無断キャンセルを抑止。翌日はホームケア動画と、30秒で完了する口コミリンクを送りましょう。

直近7日で配信済や予約直後の人を除外する“抑止条件”を入れると、ブロック率の上昇を防げます📮

CTAとは?
マーケティング用語のCTA
意味:ウェブサイトや広告を訪れたユーザーに、「資料請求をする」「購入する」「問い合わせる」など、特定の行動を促すための要素のことです。
形式:通常、ボタン、テキストリンク、バナーなどの形で表示されます。
目的:ユーザーを具体的な次のステップへ誘導し、コンバージョン(目標達成)に繋げることが目的です。

🗓️ 予約連携と空き枠運用、見るべきKPI

最初は予約システムへのURL直リンクで十分です。空き枠配信は前日18時と当日9時の最大1回、未予約かつ近隣の友だちに限定し、在庫の齟齬を避けます。

指標はシンプルに、既読率35〜50%、クリック率8〜15%、予約率2〜5%、ブロック率は月1〜2%以内を目安に。

毎週のルーチンは、数値チェック→1配信作成(件名か画像だけA/B)→空き枠/リマインド設定→受信メッセージの返信の順で合計60分。

クーポンは初回>2回目>常連で逓減させ、粗利を守る運用を徹底しましょう🎯

週1時間ルーティン例

15分:数値確認(最も弱い遷移を特定)
20分:1配信作成(件名or画像のみA/B)
15分:空き枠/リマインド設定
10分:返信とFAQ更新

KPIとは?
Key Performance Indicator(キー パフォーマンス インジケーター)の略称で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。ビジネスなどの目標達成の度合いを定量的に把握するための指標であり、最終目標を達成するまでのプロセスにおける中間目標の達成状況を測ります。目標達成に向けた進捗状況を把握し、改善が必要な部分を特定する上で重要な役割を果たします。

まとめ

やることはシンプルです。店内とオンラインの導線を整え、6ボタンのリッチメニューで迷いをなくし、ウェルカムと来店前後のメッセージを自動化。

あとは空き枠をルール通り配信しつつ、既読・クリック・予約の3点を見て毎週小さく改善。割引よりも“価値提供7割”を意識すれば、嫌われずに選ばれる状態が作れます。

今日の一歩は、QR設置とウェルカム設定、そして「予約する」を左上に配置すること。30日後、数字がちゃんと変わります✨



サービス紹介

LINE構築・運用代行は合同会社アンデアへご相談ください。市場調査や戦略立案、構築・運用・検証まで一貫してご提供します。リピート顧客を増やして売上アップや業務効率化・経費削減をサポートします。

この記事を書いた人

合同会社AMDEA 代表吉開 悠美香

メッセージ

みなさん、こんにちは。アンデア代表の吉開です。

私の実家は、福岡県の田舎で小売店を営んでいます。東京で仕事をしていましたが、コロナ禍で父が体調を崩し、福岡へ帰省することに。ありがたいことに、50年以上も地元の方々に愛されてきた店舗をなくすわけにはいかず、家業を手伝い始めました。ですが、そこで目にしたのは、想像を超えたアナログな光景でした。PCができない父、売上入力に追われる母、指示待ちのパートさん、FAXや電話での確認……。デジタルが普及した今でも、効率化にはほど遠い現状に言葉を失いました。
そこで、まずは補助金を活用してレジの導入やPC、FAX機の買い替えなど、できる限りの改善を行いました。それでも、季節商売特有の繁忙期の負担や、まばらな売上には頭を悩ませていました。そんな中、店舗で公式LINEを導入し、来店される方々へセール案内やクーポンを配信したところ、来店頻度が増え、売上も上向きになったのです。
この成功を機に、エステサロン2店舗をOPENし、LINEマーケティングの可能性をさらに実感しました。LINEを通じたお客様への情報配信がリピーターを生み、固定客へと育てることで安定した売上に結びついています。
アンデアでは「皆様の笑顔に寄り添うLINEマーケティング」をモットーに、LINE活用で医療機関や店舗の課題解決をお手伝いします。無断キャンセルの削減や再来率の向上、業務負担の軽減を実現することで、皆様の健康・美容・豊かな生活を支え、笑顔を生むサービスを提供いたします。
私たちは常に「何ができるか」を探求しながら、地域社会にも貢献したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

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